トリクルマガジン アゲろ、男子力!

天孫降臨の地「高千穂」観光で日本の神話に触れる旅を

カテゴリー
旅行・スポット
投稿日
2017年6月30日
高千穂メイン

重要無形民俗文化財の高千穂神楽や日本の滝100選の高千穂峡、天岩戸神社など数多くのパワースポットと、「ここにしかない」観光名所がある宮崎県・高千穂。

神話の時代、神々が降り立った地として有名な高千穂観光の魅力を紹介します。

数々の神話に彩られた歴史のロマンが香る街・高千穂。 今回は高千穂観光の目玉、パワースポット巡りを1日にギュッと凝縮してしまうという、トリクルマガジンならではのおすすめコースを紹介します! もちろん高千穂グルメを堪能しながらゆっくり時間をかけて周辺の観光スポットを楽しむのもOK これを読んで高千穂に行かなかったら後悔しちゃうかも。 

神々が降り立った「高千穂伝説」とは?

日本神話における「天孫降臨」をご存知ですか? 葦原の中つ国(現在の中津平野という説が有力)を治めるために、天照大神(アマテラスオオミカミ)によって、三種の神器(鏡・玉・剣)をたずさえた邇邇藝命(ニニギノミコト)がつかわされ、日向国(現在の宮崎県)の高千穂峰へ降臨したという伝説です。

中でも、邇邇藝命が天児屋命(アマノコヤネノミコト)などの神々を伴って高天原から葦原の中つ国へと向かう途中、猿田毘古神(サルタヒコノカミ)が道案内をしたというエピソードが有名ですね。古事記や日本書紀に記されていることから、日本で最古の神話と言われています。

1日で周り切る高千穂観光モデルコース

そんな伝説が数多く残り、今も深い時間の体積を伝える高千穂。今回は神話の故郷とも言える高千穂の、歴史の息吹を感じられるおすすめコースを用意しました。 自分自身、そして日本人としてのルーツを知ることができるかも知れない高千穂観光に、ご当地グルメを楽しみながら行ってみてはいかがでしょうか。

なお高千穂のパワースポット観光を効率よく行うためには、レンタカーかタクシーがおすすめです。 宿泊先や繁華街などタクシーがすぐ呼べるところから乗車して、帰りに路線バスを利用すれば少しリーズナブルに周遊可能。バスの時刻表は事前にチェックしておきましょう。

09:45 「天岩戸神社」で神話を知る

天岩戸神社

古事記や日本書紀で有名な岩戸隠れの伝説(天岩戸神話)。その舞台となったと言われる洞窟をご神体としているのが「天岩戸神社」です。

神社は東本宮と西本宮に分かれていて(祭神は両社とも天照大御神)、太古の躍動が伝わるパワースポット・天岩戸の洞窟は西本宮拝殿の裏側から見ることができます。 神職の方に案内してもらいましょう。受付けは8:00~16:30。所要約20分。

天岩戸神社へのバスでのアクセスはコチラを参考

「天岩戸神社」の観光コースとしては、東本宮 → 西本宮(天岩戸の洞窟)がおすすめ。

また、「天岩戸神社」では年間をとおして様々な行事が開催されているので、スケジュールをあわせて訪れてみるのも楽しいですね。主な行事は次のとおり。

◇12月31日 年越の大祓/穢(けがれ)を紙製の人形に託して岩戸川に流すことで、禊祓(みそぎはらえ)をするお祭りです。こちらの大祓は7月1日~12月31日に受付された方が対象。

1月1日 元旦祭/0:00から開催されます。各初祈願は終了後から同日17:00まで受付。

5月2日・3日 春季大祭・例祭祭典/神楽が奉納されます(2日は終日、3日は午前中)。 

6月30日 夏越の大祓/催しの内容は「年越の大祓」と同じ。1月1日~6月30日に受付された方が対象です。

9月22日・23日 秋季大祭・例祭祭典/神楽が奉納されます(22日は終日、23日は午前中)。 

11月3日 天岩戸夜神楽三十三番大公開祭/「天岩戸神社」西本宮で高千穂に代々伝わる夜神楽が公開されます。各地区の夜神楽33番が短縮されて奉納されるので、一晩中見学できない、いろいろな夜神楽をまとめて見たいという人におすすめ。

住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
アクセス:JR延岡駅からバス(約90分) → 高千穂バスセンター「天岩戸神社前行き」バス(15~20分) ※土日祝及び特定の平日のみ運行 ※高千穂バスセンターや宿泊先からタクシー利用可
営業時間:8:30~17:00(案内可能な時間) ※12月31日23:00~1月1日18:00にかけても案内あり
電話番号:0982-74-8239
URL

11:00 天安河原で学問成就の祈願はいかが?

天照大神が岩戸に隠れたとき、八百万の神々が集まって相談したと言われてるのが「天安河原(アマノヤスカワラ)」です。 天岩戸神社西本宮からは坂道を徒歩10分ほどで到着。途中の太鼓橋付近も趣があるので、ちょっと足を止めて観光するのも良いですね。

「天安河原」に着いたら必ず見ておきたいのが「仰慕窟(ぎょうぼがいわや)」。間口約40m、奥行き約30mという大きな洞窟で、こちらも日本屈指のパワースポットです。

手前の鳥居から奥の社にかけてたくさんの石が積まれていますが、これは来訪した観光客たちが祈願成就のために持ち寄ったもので、50年ほど前からの慣習と言われています。

「天安河原」の祭神は、知恵の神様として知られる思金神(オモイカネノカミ 日本書紀では思兼神)など八百万の神です。 思金神は、長鳴鳥(鶏)を集めて鳴かせたり、天鈿女命(アメノウズメノミコト)を舞わせて神々が楽しそうに宴を行うことで、岩戸こもった天照大神を外に出す方法を考えた神様。 なかなかアイディアマンですね。そのためこちらにある社は、学業や試験などにご利益があると言われています。

若干ハードですが、今回のコースでは天岩戸神社まで戻ったところで12:00前にランチを食べて、タクシーなどで移動する時間を食休みに当てると、各スポットでの観光時間を伸ばすこともできます。

天岩戸神社周辺なら、地元のお母さんたち特製の美味しいそばやうどんが食べられる「神茶家」はいかがでしょうか。 神茶家:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸794-6 TEL:0982-76-1110

住所:高千穂町大字岩戸
アクセス:高千穂バスセンター「天岩戸神社前行き」バス(15~20分) 天岩戸神社西本宮から徒歩約10分 ※バスは土日祝及び特定の平日のみ運行 ※高千穂バスセンターや宿泊先からタクシー利用可
営業時間:8:30~17:00(案内可能な時間)
電話番号:0982-74-8239(天岩戸神社)
URL

13:00 国見ヶ丘から神話の故郷・高千穂盆地を一望

国見ヶ丘
出典:高千穂町観光協会HP

「国見ケ丘」は天岩戸神社とは反対の方角にある観光地です。タクシーだと40分くらいの距離なので、行き先が同じ人とシェアするのも良いですね。

天岩戸神社や天安河原で「国見ヶ丘」へ行く人を探してみては? 神武天皇の孫にあたる建磐龍命(タテイワタツノミコト)が九州を統治する際、国見のために立ち寄ったとされる伝説を持つ「国見ヶ丘」 神々が集う場所・高千穂らしく観光地の名前の由来にも神話が関係しているんです。

ここから良く晴れた日に眺める高千穂盆地は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2011で星一つを獲得したほどの美しさ。時間があったら「国見ヶ丘展望台」にも行ってみよう!

「国見ヶ丘」のもう一つの見どころは雄大な墨絵のような雲海です。白く濃い霧が高千穂盆地や周囲の山々を包んでとても幻想的。もっとも見ごろになのは9月中旬~11月下旬ころの早朝で、前日の夜が快晴でしかも当日無風の日がベストです。

日の出前から待機すればさらに絶景に出会える確率がアップ。夏場でも気温が低い朝は稀に雲海になることもあります。時間があるなら滞在の数日伸ばしても見る価値のある素晴らしい景観。なお「国見ヶ丘」には入場料はありません。

住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方
アクセス: 高千穂バスセンターからタクシーかレンタカー約10~20分
営業時間:年中無休
電話番号:0982-73-1213(高千穂町観光協会)
URL

15:00 高千穂峡でヒーリング体験

高千穂峡
出典:高千穂町観光協会HP

「高千穂峡」は阿蘇熔岩が長年の川の流れに浸蝕されて形作られた峡谷です。延々と続く約7km断崖は平均で80m、最も高いと言われる場所では100mもの高さがあり、ボートを借りて自然が作り出す圧倒的な造形美のただ中を観光することもできます(30分・2,000円 定員3名)。

1934年に国の名勝、天然記念物に指定されたことからも分かるとおり、「高千穂峡」には他にも、あららぎの滝、真名井の滝、玉垂の滝といった絶景スポットも多く、新緑や紅葉の季節はとくに観光客で賑わいます。

トリクルマガジン読者が次回「高千穂峡」を訪れるなら、ライトアップされる夕方~夜にかけてがおすすめ。高千穂観光協会までお問い合わせを。

今回はこのあと高千穂神社で神楽を見るコースになってるので、17:00くらいから早めの夕食をおすすめします。最後に記載した高千穂グルメなら観光に負けないパワーをもらえるかもしれませんよ。

夏に訪れたのなら峡谷の湧き水を使った流しそうめんという選択肢もあり。癒やし効果を求めるなら暑い季節がいいですが、写真を撮りたい人は峡谷にボートが浮かばない冬も良いのではないでしょうか。

住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
アクセス:JR延岡駅から路線バス(約90分) → 高千穂市内(終点は高千穂バスセンター) ※高千穂駅からはタクシーで約7分
営業時間:年中無休
電話番号:0982-73-1213(高千穂町観光協会)
URL

20:00 高千穂神社の神楽で神々の魂にふれる

高千穂神社
出典:高千穂町観光協会HP

高千穂のパワースポット観光、締めくくりは「高千穂神社」で毎日行われている「高千穂神楽」です。スポットとしても素晴らしいですが、「高千穂神楽」というイベント自体をコースに加えたのには理由があります。

それはたとえ観光客が1人でも上演されるところ。申込みをきちんとすれば必ず見られる神事ってなかなかないですよね! 逆に他に人がいなってことでとても神秘的な体験ができるチャンスかもしれません。国の重要無形民俗文化財でもある「高千穂神楽」をぜひ体験してください。

「高千穂神楽」は「高千穂神社」の境内にある神楽殿で毎晩20:00から公開されます。夜神楽は全部で33番ありますが、こちらで舞われるのは代表的な「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」の4番。各集落の舞手が交代で奉納する本格的な神楽です。

受付開始は毎日19:00から。電話やメールでの事前予約はできないので注意してください。ホテルによっては宿泊費に「高千穂神楽」の料金(700円)が含まれていることがあるので、予約のときに確認するのがおすすめ!

住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
アクセス:高千穂バスセンターからタクシーで約3分
営業時間:毎日20:00~21:00(高千穂神楽の上演時間) ※毎年11月22日と23日は神楽まつりが行われるため「高千穂神楽(夜神楽)」は開催されません。
電話番号:0982-73-1213(高千穂町観光協会)
URL

お腹が空いたら寄りたい名物グルメ

せっかく神様たちが集う聖域を観光するのにお腹が空いていたのでは、そのパワーを十分に体に取り込めないかもしれません。高千穂のご当地グルメをしっかりいただいて、今回の高千穂パワースポット観光を実りあるものにしてください。

高千穂牛レストラン和

高千穂牛レストラン和
出典:JA高千穂地区HP

「高千穂牛レストラン和(なごみ)」は、高千穂のご当地グルメの代表格、高千穂牛をたっぷりといただくことができるレストランです。提供される高千穂牛は、第9回全国和牛能力共進会で日本一を獲得した絶品!

その貴重なブランド牛を、テーブルステーキ・鉄板焼・焼肉の3つのコースからチョイスして楽しめるのがうれしいですね。焼き方に自信がない人はテーブルステーキか鉄板焼を選びましょう。

17:00からのディナーは予約可能。今回の周遊プランでもしっかり高千穂牛を堪能できます。さらにJA直営レストランなだけあって高千穂牛の購入もOK。おみやげにも良さそうですね。トリクルマガジン読者のことを考えくれたようなライスおかわり自由という特典も付いて、立ち寄らない理由を見つけるほうが難しいほどの高千穂グルメです。

住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1099-1
アクセス:高千穂バスセンターから徒歩約8分
営業時間:11:00~14:30(ランチ) 17:00~21:00(ディナー) 第2水曜定休
電話番号:0982-73-1109
URL

あららぎ乃茶屋

あららぎ乃茶屋
出典:高千穂町観光協会HP

高千穂峡に沿って延びる遊歩道の途中という、それだけでパワースポットからのエナジーが貰えそうな絶好の場所にある「あららぎ乃茶屋」は、店内から高千穂峡の雄姿を望めることもあって人気バツグンです。

中でも評判の高千穂グルメは「鳥の丸焼き」 4時間以上かけて焼き上げるパリッとした表面の美味しさと、ジューシーなお肉はまさに絶品。持ち帰りもできますよ。 

散策に疲れて甘いものが欲しくなったら、峡谷のマイナスイオンと一緒に高千穂のご当地ドリンク「いっちゃがラムネ」をどうぞ(いっちゃがは宮崎弁で「どうぞ」などの意)。タクシーなどを利用してこちらを訪れたのなら、日本酒を竹筒に入れて温めた高千穂の郷土料理「かっぽ酒」もいいですね。竹の風味が香る野趣満点お酒をご賞味ください。

住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方1245-1
アクセス:高千穂バスセンターからタクシー約10分
営業時間:8:30~17:00 年中無休
電話番号:0982-72-2201
URL

神楽宿

神楽宿
出典:千穂の家HP

佇まいだけでも高千穂の神話を彷彿とさせてくれるような「神楽宿」は、高千穂峡の入口近くにあって一休みにするのにとても便利なグルメスポット。

茅葺き屋根の日本家屋は築260年以上。元が民家ということもあって、昔の高千穂にタイムスリップしたような楽しさが感じられます。歴史好きの恋人とぜひ訪れたいですね。

また、「神楽宿」の建物内には神庭(神楽を舞う場所)も設置されているので、高千穂の神楽に魅了されたならこちらで高千穂グルメと一緒に神楽鑑賞を体験してはいかがでしょうか。1回28,000円、5名から受付け可能です。おみやげも置かれているので、時間がないときに食事と買物がいっぺんにできるメリットもあり。

住所:高千穂町押方南平1254-3
アクセス:高千穂バスセンターからタクシー約10分
営業時間:11:00~14:00 ※18:00~21:00は要予約。10名以上のみ。
電話番号:0982-72-2115
URL