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イケメン若手社長インタビューvol.2【後編】「社会で活躍したいなら、『アーティスト』を目指せ」

カテゴリー
ビジネス
投稿日
2016年9月30日
北村雅史インタビュー11

イケメン若手社長は、日々どんな努力をして、どんなことを考えているのか?そのカギは「直感と挑戦」にあった!悩める若手ビジネスマン必見の情報をインタビュー形式でお届けします。今回は、甲子園出場、アメフト日本代表、起業とアスリート・ビジネスマンとして輝かしいキャリアを進み続けている北村雅史氏にインタビュー。アメフト・キャリア支援事業・一児の父という3つの草鞋を履きこなす北村氏の「熱い生き方」とは?(後編)

【前編】「直感と本能にシンプルに従う。それが人生を変える」

組織の一体感を出すためには「キーワード」を共有することが大事

北村雅史インタビュー12

―ちょっと視点を変えて、北村さんの「組織」に対する考えを伺いたいと思います。大学時代、アメフトの主将を務められていたと思うのですが、その中で築き上げてきた組織論みたいなものはありますか?

北村雅史氏(以下、北村) 僕はシンプルにチームの方針みたいな、みんながビジョンと呼べるものをひとつ用意していました。

「キーワードはシンプルであるほどいいです」

北村 当時で言うと「アーネスト」、本気ですよね、何をやるにも本気みたいな。ピンチの時もそこに立ち返る、調子がいい時もそこに立ち返る、そんなシンプルなキーワードを設定してやっていました。

それに紐づく行動指針なんかにも落とし込むわけですけど、人間そんなにたくさんのことは覚えられないものなので、ひとつ「コレ」というものを用意するという発想ですね。

―仕事なんかでも、結構難しい用語が飛び交ったりすることが多いですけど、根っこのところは本当にシンプルに考えればいい気がします。

北村 そうですね、ほんとそう。みんな難しく考え過ぎなんですよ(笑)。ほんと、シンプルです、シンプル。

「シンプル」に物事を考えられる理由

北村雅史インタビュー13

―お話を伺っていて、軸に「シンプル」があると思いました。シンプルに考えられるのは、自分への信頼があるからだと思うのですが、それの根拠となる成功体験みたいなものってあるんでしょうか?

北村 成功体験ですか?…まだ無いですね。

「成功体験がないから、ハングリーになれる」

―甲子園に出たり、アメフトで日本代表に選ばれたりしたのに?

北村 そうですね。うん、それは僕の中では成功体験では無い気がします。だからまだまだハングリーに挑戦できるんじゃないでしょうか。

―なるほど。普通は、成功したから自信を持って行動できるんですけど、逆なんですね。成功してないから行動できる。

北村 はい。それに、僕は何が何でも成功してやろうみたいな、そんな風には思っていないので。僕のやりたいことが全ての人に受け入れられるわけじゃないし、まあ、楽観的に考えています。もちろん、本気でぶつかりにはいきますけどね。

―楽観的に、でも本気に。そしてシンプルに。その考え方が一番力が出せる精神状態ですよね。だから、いろんなプロジェクトに参加して、自分のやりたいことをやれているわけですね。

でも、そのような働き方というか、北村さんの今のスタイルを確立されたのはいつだったんでしょうか?

繰り返し体験したいと思う「熱」を感じるということ

北村雅史インタビュー14

北村 うーん、それも答えは「直感」になっちゃうんですけど…その直感の重要性に気づけたのが、新卒で入った会社を辞めたタイミングだったんですよ。

―何があったんでしょうか?

「3部のチームが、3年後日本一になったらかっこいいですよね」

北村 社会人2年目の時に、今僕が所属しているアメフトのチームができたんですけど、元々オンワードオークスというチームのメンバーが主体となって作られたチームなんですよ。オンワードはもともと日本一のチームだったんですけど、解散しちゃって。だから、その強いチームのメンバーがいるのに、新設ということで3部からのスタートだったんです。

このチームができた時、僕アメフトやめてたんですけど、「もし今3部のこのチームが3年後日本一になったら超かっこいいじゃん」って思って、また再開したんです。その3年後に東京ドームで強豪チームと試合をやったんですよ。

まあ、負けちゃったんですけど、もうその時の、今も震えちゃうんですけど、この感覚。これが欲しくて欲しくて。試合前、ロッカールームでみんなが集まった時に、みんな泣いてるんですよ。「やっと戻ってきたな」って。大変だった、悔しかったって。僕その時は、アメフト再開したとは言ってもあまり練習には参加して無かったんですけど、そこに立ち会った瞬間「これ仕事してる場合じゃないな」と思って。「アメフトやろう」みたいな。その翌月には会社を退職しました。めっちゃ怒られましたけど(笑)。

「自分の好きなことをやっていたら仕事になる、と気づいた」

―それはめちゃくちゃ怒られますよね。「いきなり!?」みたいになりますよ(笑)。

北村 でも、結局辞めた後、元の会社から業務委託で仕事を打診されて、「こんな風に仕事って貰えるんだ」と。

―なるほど!それがきっかけで。

北村 そうです。その時にあったのは、直感、本能。それに従えばうまくいくんだと確信できた瞬間です。

―でも、そうなったのって、多分仕事もアメフトも本気でやってたからですよね。北村さんが本気でやっていたから、それが周りの人からの信頼を生んで、その信頼が仕事になった。

北村 どうなんでしょうね。辞めた時はマジで怒られましたから(笑)。でも、それでも今やっている仕事とロッカールームで感じた熱を天秤にかけた結果、僕は後者を選ぼうと思ったんです。仕事はすごく楽しかったしやりがいもあったんですけど、地響きが起こるような体験はできなかった。

―それくらいの熱って、もしかしたらほとんどの人が一度も感じることなく一生を終えるのかもしれません。

北村 うーん、わからないですけど、一回は体験した方がいいですよ、それは。

「アーティスト」が社会を引っ張っていく

北村雅史インタビュー15

―最初に、北村さんがご自身を「アーティスト」と言いましたけど、そういった熱を感じるべく活動しているところが、まさにアーティストだなと思いました。

北村 そうかもしれないですね。これからの社会は、そういったアーティスト的な考えの人が引っ張っていくんだと僕は考えています。兵隊になって、仕組みを効率よく回していく人ではなく、クリエイティブに、面白い発想で、かつ魅力的な人間が社会や会社を引っ張っていくんじゃないかなと。

もっと、そういう人が増えると日本も変わるんじゃないかなと思うんですが…意外と少ないです、そういう人。もっと、自分のやりたいことを全部本気でやった方が面白いと思うんですけどね。

近い将来、アメリカで楽しいことをやっている

北村雅史インタビュー16

―最後に、未来の話をさせていただきたいのですが、これからやりたいことは何でしょうか?

北村 そうですね。35歳までにはアメリカ、ハワイかロスに行って「クレイジーパパキッチン」を多分やってます。飲食ですね。家族で移り住んで。

「日本は感覚が合わないから、アメリカに移住しようと思います」

―リアル店舗を出される?

北村 はい。飲食やってます。それくらいですね、今考えてるのは。あとはクレイジーパパに関しては年内にインスタグラムもフェイスブックもフォロワーを1万人まで増やして、どこか企業とコラボしたりオリジナル商品を作ったりってことを考えてはいます。

―店舗は、日本じゃない理由はあるんですか?

北村 それは、日本は感覚が合わないからです。これも直感ですけど。

「自分が一番楽しんで、結果的に周りも楽しくなるのが一番」

―人の感覚とかも、アメリカの方が合っていると感じるのでしょうか?

北村 そうですね、アメフトでアメリカの選手と会うこともあるんですけど、彼らはやっぱりエンターテイナーというか、人を喜ばせることを知っていますし、その影響も大きいですね。何より自分が一番楽しんでいる。自分が楽しんで、周りも楽しませるというのが素晴らしいですね。自己犠牲というか、みんなに楽しんでもらいたいから自分は我慢するというのはよくないと思います。

―じゃあ、アメリカで店舗を出すとしても、やはりそういう考え方で?

北村 そうですね。例えば子供がウエイトレスやってもいいじゃないですか。とにかく楽しい雰囲気で。

(インタビュー終わり)

編集後記

北村雅史インタビュー17

編集Tです。今回、北村雅史氏をインタビューさせていただいて感じたのは、とにかくエネルギッシュでどこまでも前向きな、幼い頃憧れた少年漫画の「ヒーロー」のような男だった、ということです。(見たこともないような筋肉で固められた肉体美もヒーローそのものでした)

北村氏は、自分の直感と本能に従ってシンプルに考えることの重要性を繰り返し語られていました。これは、様々なしがらみや理不尽がそこかしこに溢れる今の社会において、「自分自身であること」を保つ数少ない方法のひとつなのかもしれません。

仕事がうまくいかない、やる気が起きない…そんな風に感じた時は、一度シンプルに「自分のやりたいことは何だろう?」と立ち止まってみてください。そして、北村氏がアメフトの試合前、ロッカールームで感じた「身体が震えるほどの熱」を体験するには何をすればいいのか考えてみてください。

このインタビューが少しでも多くのビジネスマンに「おれもがんばろう」という気持ちを与えられたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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北村 雅史プロフィール
1985年生まれ。桐蔭学園で甲子園に出場、立教大学ではアメリカンフットボール部に所属し、19歳以下日本代表にも選ばれる。大学卒業後、株式会社リンクアンドモチベーションに入社、採用コンサルタントとして活動する傍ら、社会人アメリカンフットボールチーム相模原ライズでも活躍。現在は、自ら起ち上げたキャリア支援サービスキャリアライブでの事業、アメフト、パパとしての活動を中心に毎日熱く過ごしている。